小林家住宅

檜原村

山岳地域の暮らしを伝える天空の重要文化財

小林家住宅は、東京都で唯一の村「檜原村」の標高約750mの尾根上に建つ山岳民家です。

山岳地帯で車が近くに入って行けないため、専用モノレールに乗って向かいます(事前予約制)。

建物は、その構造形式や部材の調査結果等から18世紀前半頃に建てられたものと見られています。

山間にありながら、比較的質が良く、改変も少ないこともあり、東京都から山梨県へかけての民家の関連を知ることのできる貴重な遺例であるとして、昭和53年に重要文化財に指定されました。

檜原村では、古くから炭焼きを行っており、当時小林家は木炭の作業や運搬に尾根道利用など周辺環境に適していた場所と考えられ、自然と共生しながら暮らしていた人々の生活をしのぶことができます。

春には周辺でミツバツツジが咲き誇ります。(例年の見頃は4月上旬〜中旬)

住所 東京都西多摩郡檜原村4994
アクセス JR五日市線・武蔵五日市駅から「藤倉」行きバスに乗車。
     終点「藤倉」バス停にて下車後、モノレール乗り場まで徒歩20分。
     専用モノレール(事前予約制)にて約10分。
TEL 090-5543-0750
公式HP 公式HP